清水選手、退部処分に

プロ野球西武の裏金問題で早稲田大学は十五日、西武球団から金銭を受け取った同大野球部の清水勝仁選手(21)＝スポーツ科学部３年＝を、プロからの金品の授受を禁じた日本学生野球憲章に違反したとして、退部処分にすると発表した。

同大がこの問題で設けた調査委員会（委員長・村岡功理事＝スポーツ振興担当）は報告書を公表、西武球団が「ばれてしまった。何があってもこのように言ってくれ」と、清水選手に金銭授受を認識していなかったように装わせる隠ぺいを企てたことを明らかにした。


前輪格納部の部品など調査
全日空のボンバルディアＤＨＣ８―Ｑ４００が高知空港に胴体着陸した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は十五日、前輪の格納扉を開閉する部品を検査するなど、同空港での現地調査を続けた。

事故調委は同日で、現地での調査を終える予定。

十四日の調査で、事故機の前輪格納扉を開閉する部品のボルト一本が脱落したため扉が開かなかったことが判明。事故調委は、ボルトを通すための「ブッシング」と呼ばれる管状の部品（直径約一センチ、長さ約三センチ）を調査し、ボルトが締められた形跡の有無などを詳しく調べる。